2024年度JAMRA セミナー交流会を開催しました。

2024年12月12日、商品化権ビジネスを担当している参加者に向けたセミナーと参加者による交流会「2024年度 JAMRAセミナー交流会」をTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開催致しました。

今回の講演テーマは「海外における日本コンテンツの海賊版対策の現状と今後」とし、CODA・後藤健郎代表理事よりご講演をいただきました。

CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。
国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。

後藤代表理事からは、
・デジタル・オンライン時代における日本コンテンツを巡る環境の変化
・複雑化する海賊版対策の問題や課題
・国際執行プロジェクト(CBEP)において各種課題をクリアした摘発事例
・日本のコンテンツIPにおける共同エンフォースメント体制の確立の必要性
などについて幅広くご講演いただきました。

セミナーには、JAMRAの会員をはじめとした約20社が参加、CODAの北京事務所による著作権認証の現状や、侵害グッズに対応する際の著作権法上の課題などについて質問・応答が行われました。

その後の交流会では、原作者、出版社、テレビ放送局、映画製作会社、広告代理店、番組制作プロダクション、ライセンシーなどのセミナー参加者と講師の交流が図られ、日本コンテンツに関するさまざまな意見交換ならびに情報共有を行うなど有意義な機会となりました。

CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)ホームページ

主催・企画・運営:一般社団法人日本商品化権協会

※日本商品化権協会では会員各社の人的交流を目的に、「交流委員会」を設置。セミナー勉強会や懇親会などを開催しております。——————————————————————–
一般社団法人日本商品化権協会(JAMRA)(https://www.jamra.org)は、キャラクターの商品化に関する権利者の保護を目的に1977年に発足し、キャラクタービジネスに関わるテーマのセミナー開催、人的交流やニセモノ対策のための啓発活動を行っており、原作者、出版社、テレビ放送局、映画製作会社、広告代理店、番組制作プロダクション、ライセンシーなどの会員社で構成されています。

※商品化権(Merchandising Rights) …著作権・肖像権や産業財産権(商標権・意匠権・特許権など)が統合された権利として広く認識されており、社会通念上普遍的な用語となっております。
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