日本商品化権大賞 2016

趣旨

商品化権を利用したビジネスは進化を続け、現在はキャラクターが持つ顧客吸引力などの価値を最大化することが重要となってきており、価値の最大化を実現する施策の中には、イノベーションや、ブランディングを強化する戦略がとられています。その中ですぐれた施策を実施した団体及び個人を表彰することによって、商品化権ビジネスに係わる人材の育成ならびに業界の発展に繋がると考えこの賞を創設しました。

対象

2015年 12月 1日から 2016年 11月 30日まで、国内で実施したキャラクターの顧客吸引力を高めた施策および日本発キャラクターが海外で実施した施策が対象となります。なおキャラクターの定義は広義の意味と解釈し、商標権、著作権、パブリシティー権を含み、施策は顧客吸引力を高めるために実施した CM、広告、キャンペーン、メディア (映画、TV番組、アプリ、ゲーム、出版) 発信、イベント、施設、展示会などを指します。

賞構成

日本商品化権大賞

国内部門
国内でキャラクターの顧客吸引力を高めた施策を実行された団体、個人を表彰します。
グローバル部門
海外で日本発のキャラクターの顧客吸引力を上げた施策を実行された団体、個人を表彰します。
審査員特別賞
最終審査員が特に推薦するキャラクターの顧客吸引力を上げた施策を実行された団体、個人を表彰します。

主催

一般社団法人日本商品化権協会

後援

経済産業省

審査方法

キャラクター毎に対象期間に実行した施策をまとめ、国内部門 405キャラクター (施策数 1603)、グローバル部門 72キャラクター (施策数 262) をリスト化しました。その後当協会の顕彰委員会で一次審査を行い、有識者で構成する最終審査会で受賞キャラクターを決定しました。

顕彰委員会

委員長東映アニメーション株式会社 代表取締役社長高木 勝裕
副委員長株式会社アサツーディ・ケイ 上席執行役員大芝 賢二
委員株式会社電通
コンテンツビジネス・デザイン・センター 局長補
安達 健二
委員株式会社バンダイ メディア部 DGM大堀 真由
委員株式会社テレビ東京 アニメ局 局次長斉木 裕明
委員東映株式会社 テレビ商品化権営業部 次長代理杉浦 美恵
委員株式会社ビジネスガイド社 事業部 部長藤波 信義
委員株式会社講談社 ライツ・メディアジネス局 局次長吉田 昌平

※ 五十音順、敬称略、役職等は平成29年 1月末現在

最終審査会

審査委員長亀井 昭宏 (早稲田大学 名誉教授)
審査委員中村 伊知哉 (慶應義塾大学大学院 教授)
審査委員濱田 逸郎 (江戸川大学 特任教授)
オブザーブ日本商品化権協会 顕彰委員長高木 勝裕
オブザーブ日本商品化権協会 顕彰副委員長大芝 賢二
オブザーブ日本商品化権協会 顕彰委員安達 健二
オブザーブ日本商品化権協会 顕彰委員大堀 真由
オブザーブ日本商品化権協会 顕彰委員斉木 裕明
オブザーブ日本商品化権協会 顕彰委員杉浦 美恵
オブザーブ日本商品化権協会 顕彰委員藤波 信義
オブザーブ日本商品化権協会 顕彰委員吉田 昌平

※ 五十音順、敬称略、役職等は平成29年 1月末現在

日本商品化権大賞 2016 国内部門

「ONE PIECE」

受賞者 株式会社集英社 東映アニメーション株式会社

受賞理由 夏の映画「ONE PIECE FILM GOLD」の公開に際し、春より映画の世界観を体現したタイアップキャンペーンを15社、キャンペーン総数 24種を実行する施策を展開。特にセブンイレブン、くら寿司、イオン、コカ・コーラとは、長期に渡るタイアップキャンペーンを実行、映画の期待度拡大に成功され、興行収入は 50億円を突破。キャンペーン用オリジナル商品では新たな市場を創出され、映画の経済効果を最大化されました。

「ウルトラマンシリーズ」

受賞者 株式会社円谷プロダクション

受賞理由 最新シリーズ「ウルトラマンオーブ」をビジネスの基軸としつつ、累計発行部数 240万部を突破し連載中のコミックス「ULTRAMAN」、シリーズに登場した怪獣・宇宙人を擬人化した「ウルトラ怪獣擬人化計画」のアニメ化を中心としたクロスメディア展開など、新たな IP を生み出す取組が現在進行形でなされています。商品化においても、日常にウルトラな男を創り出すコンセプチュアル・ブランド「A MAN of ULTRA」や、ニッポンのウルトラを発信する WEB 発プロジェクト「ウルトラJ」など独自のビジネスモデルにまで挑戦しています。また、子供から大人まであらゆる世代に訴求できるキャラクターの強みを活かし「帰って来たぞ!我らのウルトラマンスタンプラリー (JR東日本主催)」の開催や、50年を振り返る特別番組が NHKBS プレミアム、BS スカパー!で放映されるなど「ウルトラマンシリーズ」の価値最大化にも成功されました。

日本商品化権大賞 2015 グローバル部門

「DRAGON BALL」シリーズ

受賞者 株式会社集英社 東映アニメーション株式会社

受賞理由 放送開始30周年を迎えた「DRAGON BALL」シリーズ。世界市場を再構築する施策として、鳥山先生原案 TV アニメシリーズ「ドラゴンボール超」をはじめとし、欧米、アジア各地域でのテレビ放送やサイマル配信に積極的に取り組まれた他、ゲームソフト「ドラゴンボール ゼノバース」シリーズは販売累計 550万本を突破、アプリゲーム「ドラゴンボール Z ドッカンバトル」は 40か国以上で配信され、1億ダウンロード超と世界的な大ヒットを達成されました。

日本商品化権大賞 2016 審査員特別賞

「君の名は。」

受賞者 東宝株式会社

受賞理由 8月公開アニメ映画「君の名は。」は、キャッチーな音楽を前面に押し出した予告編を出したり、全国で 4万人の試写会を開催する「観せる宣伝」施策に取組まれ、その参加者からの SNS 等による口コミ効果、多数の紹介番組などにより、公開 100日で 290万人が動員。その後興行収入も 230億円超える大ヒットとなりました。商品化においても劇場オリジナルグッズは公開当初は売り切れ続出、特に日本の伝統技術を駆使した「組紐」は 4カ月待ちとなるなど新たなターゲットの市場を創出されました。

「ピコ太郎」

受賞者 エイベックス・マネジメント株式会社 エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社

受賞理由 言葉遊びのような内容を、コミカルな振り付けとともに個性的な衣装を身にまとった「ピコ太郎」さんが歌う動画「PPAP」は、8月に YOUTUBE で公開されると、ジャスティン・ビーバーが「お気に入り」と紹介するなどもあり、再生累計数 1.34億回と世界的大ヒット、そのパロディ動画は 8億回再生されるなど「ピコ太郎」の価値最大化に成功されました。商品化においても、クッキー、コスチューム、オフィシャルグッズが販売され、新たな商品化権ジャンルの創出に貢献されました。

日本商品化権大賞 2016

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